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医療保険
アメリカは先進国としては唯一、国民皆保険制度がひかれていない国です。そのため、医療費は基本的には全額自己負担をするか、個人もしくは勤務先を通じて民間の医療保険に加入し、保険でカバーすることになっています。
例外として、65歳以上の高齢者、身体障害者、慢性腎不全患者を対象としたメディケア、低所得者を対象としたメディケイドの2つの保険が連邦政府または州政府によって提供されています。
これらの保険は誰もが入れるわけではなく、それぞれ対象が決まっています。詳細は下記をご参照ください。
<メディケアとは>
メディケアは、高齢者(65歳以上)と身体障害者(年齢不問)、慢性腎不全患者(透析か腎臓移植を必要としている人、年齢不問)を対象とした医療保険で、連邦政府が管轄しています。メディケアを受給するには、メディケアタックス/ソーシャルセキュリティーを10年以上納めていなければなりません。受給資格に達していない人は、メディケアパートAの加入費($223または$423/月。2008年1月現在)を払うことで、メディケア のパートAに加入することが出来ます(パートB、パートDの保険料が別途かかります)。
メディケアは基本的にパートA、パートB、パートDの3つのパートに分かれています。それぞれの違いについては以下となります。
<2008年度>
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名称
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カバーする内容(治療を受けるごとにCo-insuranceが請求されます)
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保険費(月額)
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パートA
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入院に関わる費用(ベット代、治療費など)、ナーシングケア(養護、長期的介護を除く)、一部の在宅ケア
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$0もしくは$223、
$423*
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パートB
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外来に関わる費用(診察代、検査費、セラピー、一部の在宅ケア)
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$96.40**
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パートD
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処方箋薬(Brand, Generic)
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$20−50(平均)
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*ご本人または配偶者が働いているときにメディケアタックスを支払っていた方は無料です。
働いている期間が短い方、メディケアタックスの支払いポイントが基準に達していない方は月額の保険費を払うことでパートAに加入できます。
**2007年1月より、高額所得者(年収8万2千ドル以上、夫婦の場合16万4千ドル以上)は、保険費が規定より高額になりました。くわしくは1-800-MEDICARE(1-800-633-4227)にお電話ください。
メディケアの受給資格を得た方は、自動的にパートAに加入しており、パートBやパートDには、保険費を追加で支払うことによって加入をすることが出来ます
(基本的に、パートB、パートDは強制加入です)。パートBの加入費は2008年は$96.40、パートDの加入費は加入する保険会社のプランやカバー率によって異なります( 保険費平均約$20-50/月、薬代は別)。
また、2008年度におけるそれぞれのプランのDeductibleとCo-paymentは以下になります。
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Part A Deductible
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$1,024
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Part B Deductible
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$135
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Co-payment for Hospital Stay
Days 61-90
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$256/day
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Co-payment for Hospital Stay
Days 91-150 (Lifetime Reserve Days)
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$512/day
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Co-payment for Skilled Nursing Facility/ Days 21-100*
*100日を越える費用は実費
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$128/day
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雇用者からの保険があるなどでパートBに加入したくないときには、お誕生日の3ヶ月前からお誕生日月までの間に忘れずにソーシャルセキュリティーオフィス
に遅延加入の申請を行ってください。行っていない場合、月額の保険費が請求されます。
また、パートA、パートBでカバーしない部分をカバーする、「Supplement
Plan」と呼ばれる保険や、パートAやパートBを利用した際にかかる医療費を安く抑える「Advantage Plan」など、様々なプランが民間保険会社により用意されています。詳細については民間保険会社の他、病院のソーシャルワーカーなどにお問い合わせください。
メディケアパートDは2006年1月に導入された新しいプログラムで、処方箋薬(Brand、Generic)をカバーします。パートDへの加入は義務となっており、65歳の誕生日を迎える前後3ヶ月間の間にパートDの保険を選択、加入しなければなりません。もし加入が遅れると、次の申込期間(年一回程度)まで加入ができないと同時に、加入したときにペナルティーを払わなければなりません。
パートDは、各保険会社(民間保険会社がほとんど。NY州やAARPといった非営利団体もパートD用の保険を販売)にお問い合わせ下さい。代表的な会社は以下になります。
Medicare
http://www.medicare.gov
NY State (EPIC)
http://www.health.state.ny.us/health_care/epic
Tel.: 800-332-3742
AARP
http://www.aarp.org
Tel.: 888-OUR-AARP (888-687-2277)
SecureHorizons (Oxford Medicare Advantage)
https://www.securehorizons.com
日本大使館(The Japanese Americans' Care Fund)
メディケアの概要、その他
http://www.embjapan.org/j/html/genchi/
us_ssn_medicare.htm
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<メディケイドとは>
メディケイドは一定収入以下の方のための医療保険で、連邦政府の援助を受け、州政府が管轄するプログラムです。基本的に受給資格があるのは、
1:アメリカ市民
2:グリーンカード保持者
となっています。また、緊急時にはステータスに関わらずメディケイドを申請できるシステムを用意している州もあります(Emergency
Medicaidと呼ばれます)。詳しくはお住まいの州のウェブサイトをご参照下さい。
*Emergency
Medicaidは誰もが必ず受けられるわけではありません。近年、Emergency Medicaidを当てにして手術や治療を受けたけれども、手術後、治療後にMedicaidがおりなかった、として、多額の負債を抱えたケースが報告されています。ご注意ください。
メディケイドはもともと、母子家庭を救済する目的で作られましたが、現在では障害者や高齢者を中心に、年齢に関わりなく基準を満たした個人に支給されます。メディケイドはメディケア(連邦政府が管轄する、高齢者用医療保険)と異なり、州ごとに若干規定が異なります(例:月の収入額など)。また、名称が異なる場合もあります(例:カリフォルニア州→Medical)。
メディケイドには様々な種類(ランク)があり、個々人の収入や疾病の種類、どういった治療が必要かによって、あてはまるメディケイドが異なります。例えば外来だけをカバーするメディケイド、入院だけをカバーするメディケイド、入院、外来すべてをカバーするメディケイドなどです。詳細は、それぞれの州にお問い合わせください。
Center for Medicare and Medicaid Services
メディケイドに関する情報
http://www.cms.hhs.gov/home/medicaid.asp
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<民間の医療保険>
アメリカの場合、低所得者、身体障害者などや65歳以上の高齢者を除き、公的な医療保険は存在しません。そのため、個人は民間の医療保険に加入することになります。
加入の方法としては、勤務先を通じて医療保険に加入する方法と個人で加入する方法の2つに分かれます。勤務先を通じて加入する場合、保険会社やカバー率については、勤務先にお問い合わせ下さい。
個人で加入をされる方は、加入前に以下の点について確認してください。
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1:会社の名前、連絡先、担当者
2:何をカバーするか(外来、検査、入院、看護、処方箋薬、
看護・介護機器、リハビリテーション、その他)
3:いくらまでカバーするか(例:処方箋薬は3000ドルまで、など)
4:どこの病院で使えるか
5:どこの州で使えるか
6:海外(日本など)で使えるか
7:料金(保険費とコペイ)
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一般的に、安い健康保険はカバー率が低いため、万が一大きな事故、病気をされたときの自己負担率が高くなります。
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<リンク>
高齢者問題協議会は、以下の団体と契約などを結んでおりません。そのため、トラブル等の対応はしかねますので、ご注意ください。医療保険に加入される場合は、プランの内容をよくご検討され、納得してから加入をお決めください。
Aetna:
http://www.aetna.com/index.htm
Anthem Blue Cross and Blue Shield:
http://www.anthem.com
Empire Blue Cross and Blue Shield:
http://www.empireblue.com
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